今回は「風邪かな?と思った時にぜひ試してほしい飲み物!おすすめハーブシロップ」についてお話しします!
寒い時期になってくると、ちょっとした気温の寒暖差などで「なんか喉に違和感が・・・風邪かな?」って思う事はありませんか?
乾燥がひどくて喉がちょっとイガイガしてるのが気になったり、家族に風邪引きさんがいると、風邪をもらっちゃうこともありますよね~~。
風邪薬を飲むほど体調が悪くはないけれど、ちょっとあやしいな・・・と思った時にぜひ紹介したい飲み物があるんです!!
それは・・・ハーブをコトコト煮出して作る「ハーブシロップ」です!
ハーブシロップは、喉が痛かったり、まだ病院に行くほど症状がひどくない時に飲むと症状を緩和してくれたり、風邪を引かないように予防として飲むこともできる、体に優しくてとっても優秀なシロップです!
ハーブシロップは甘みがあってハーブのクセがあまり感じられないので、お子さんにも飲みやすくておすすめですよ~~!
それではさっそくハーブシロップについてお話ししていきたいと思います!!
ハーブシロップとは?
ハーブシロップとは、ハーブを煮出して作るハーブのパワーがたっぷり詰まったシロップのことで、ハーブコーディアルとも呼ばれています。
ハーブコーディアルはもともとイギリスで古くから親しまれてきた健康ドリンクで、ハーブをアルコールにつけてエキスを抽出したドリンクでした。
現在はハーブを煮出したエキスに砂糖を加えて作るノンアルコールのタイプのものが多く、ハーブのエキスがたっぷり濃縮されたシロップなんです!
砂糖を使用した甘いシロップでハーブのクセも感じにくいので、初めての方でもとっても飲みやすいですよ!
ハーブシロップは、
・気分が沈んでいる時
・疲れている時
・ちょっと風邪気味かもと思った時
など、ちょっと体調がすぐれない時にぜひ飲んでもらいたいシロップです。
そしてハーブは、
・自然治癒力を高める作用
・リラックス効果
・抗酸化作用
・抗菌、抗ウイルス作用
・発汗、利尿作用
・ホルモン分泌調整作用
・消炎、鎮痛作用
など様々な作用が期待できます。
今回は、風邪の引き始めかな?と感じた時に早めに対処できるハーブシロップにポイントを絞ってお伝えします!!
ハーブの持つ自然のパワーで身体の不調を解消してみませんか?
風邪の予防と対策に効果が期待できるハーブ

まずは、風邪の予防と対策に作用が期待できるハーブにはどのようなものがあるのかを紹介します!
エキナセア:風邪の予防と初期症状の改善作用が期待できる
エルダーフラワー:風邪やインフルエンザの時の発熱初期におすすめ
ホーリーバジル:風邪の時の鎮咳・解熱作用が期待できる
タイム:抗菌作用が高く、喉粘膜への作用が期待できる
リンデン:保温・保湿作用と利尿作用が高く、発熱・疲れの解毒をしたい時におすすめ
リコリス:喉のいがらっぽさなどの粘膜保護や咳が気になる時におすすめ
ペパーミント:鼻水、鼻づまり、鼻のとおりをスッキリさせるなどの作用が期待できる
ジンジャー:血行促進や冷え、悪寒、熱の出始めにおすすめ
ローズピップ:ビタミンCが豊富で風邪の症状をやわらげ、免疫力を高める助けをしてくれる
カモミール:身体を温める保温作用や炎症を抑える作用が期待できる
ハーブシロップを作る時は、自分の好みに合わせて、ハーブを5種類程度組み合わせて使うのがおすすめです。
色々な種類のハーブがあって迷っちゃいますね~~。
ハーブはまだまだたくさんの種類があります!
好みの味で選んでもいいのですが、注意して欲しい点もあるので説明します。
ハーブを使用する時の注意点
ハーブには様々な作用があるため、ハーブを使用する時にはいくつかの点に注意してください!!
・持病があって治療を受けていたりお薬を飲んでいる場合は、かかりつけの医師・薬剤師に相談しましょう。
・ハーブには作用が強いものもあるため、妊娠・授乳中には控える必要があるハーブもあります。かかりつけの医師に相談してから使用しましょう。
・キク科の植物にアレルギーがある場合はキク科のハーブ(エキナセア、ジャーマンカモミール、カレンデュラなど)の使用を避けてください!!
ハーブは取り扱いにくいものではありませんよ~~。
注意点はしっかりと守って取り入れましょうね!!
ハーブシロップの作り方

それでは風邪対策のハーブシロップをつくってみましょう!!
【材 料】
・ドライハーブ(5種類程度をブレンド)……20g
(例)エキナセア5g、ローズピップ5g、ハイビスカス4g、ペパーミント2g、エルダーフラワー4g
・水……450ml
・きび砂糖(お好みの砂糖)……150g
・レモン汁……小さじ1

【作 り 方】
①鍋にハーブと水を入れて15分置いておく。
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②鍋を火にかけて沸騰したら弱火にし、20~30分程度煮込む。
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③ザルなどを使って最後の一滴までしっかりと濾す。
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④濾した液を鍋に入れてさらに火にかけて、約1/4量になるまで煮詰める。
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⑤砂糖とレモン汁を加え、砂糖が溶けたら出来上がり。
鍋でハーブをコトコト煮込んでいる時なんて、まるで魔女みたいですね~♪
鍋でしっかりと煮詰めて、ハーブの持っているパワーを全部シロップに取り込んでくださいね!!
出来上がったハーブシロップは、しっかりと殺菌した保存容器に入れて冷蔵庫で保存し、1ヶ月程度で飲み切るようにしましょう。
おうちで手作りするハーブシロップはその時気になっている状態に合わせて、お好みでハーブをブレンドしてシロップを作ることができるという所がとっても魅力なんです~~。
乾燥しているドライハーブには成分が濃縮されているので煮出す時にエキスを抽出しやすく、ハーブ自体も長期保存ができるので取り扱いがラクなんです。
ドライハーブは、お近くのハーブ専門店や生活の木のオンラインショップなどで購入することができます。
ハーブシロップの飲み方・使い方

ハーブシロップには、いろいろな飲み方や使い方があります。
お湯で割って飲む
お好みの濃さになるよう、5~10倍程度のお湯で割って飲んでください。
寒気がする時や喉の痛みが気になる時にオススメ!
甘さが気になる時にはレモン果汁を加えると飲みやすくなります。
水や炭酸水で割って飲む
お好みの濃さになるよう、5~10倍程度の水や炭酸水で割って飲んでください。
熱がある時や夏の暑い時期にもオススメ!
ハーブティーに加えて飲む
ハーブティーにハーブシロップを加えることによって、ハーブの持つパワーをダブルで得ることができます。
ハーブティーが苦手な方でも、シロップを加えることで飲みやすくなります!
牛乳で割って飲む
冷たい牛乳にも温めた牛乳にも合わせやすく、牛乳は味がまろやかなためハーブが苦手な方でもとても飲みやすくなります。
ホットミルクにハーブシロップを加えたものを寝る前に飲むと、とてもリラックスできます。
シロップをかけて食べる
無糖のヨーグルトやパンケーキ、アイス、かき氷などにシロップをかけて食べることもできます。
シロップでゼリーを作る
シロップを薄めてゼリーにすると、風邪気味で食欲が無い時やさっぱりしたものが食べたい時にもオススメ!
風邪の引き始めにハーブシロップを飲むのであれば、熱いお湯で割って飲むのがオススメ!
身体の内側から温まり、リラックスすることができますよ~~!
まとめ

風邪の引き始めに家庭でできるケアの1つとして、ハーブシロップはとても有効に活用できます!!という事がわかっていただけましたでしょうか!
ハーブシロップは市販されているものもありますが、おうちで手作りすると改善したい症状に合わせたお好みのハーブを組み合わせて作ることができる!という所が一番の魅力なんです!!
風邪は早めに対応することで症状が悪化するのを防ぐことも可能ですから、ぜひ毎日の生活の中に手作りハーブシロップを取り入れてみませんか?
ハーブをコトコト煮込んで作るハーブシロップは作る工程から楽しむことができます!
そしてハーブを煮詰めている時に出てくる蒸気を吸っているだけで、なんだかリラックス♪できちゃいますよ~~!!
おうちでケアすることができるハーブシロップを楽しみながら作ってみませんか?
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。