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今日は大地の恵み「クレイ」のお話しです。
クレイとは?
クレイとは土壌に含まれる「粘土質」のことです。
粘土といえば子供が遊ぶのに使うものや陶芸、レンガに使われるものを想像されると思います。
水分を含ませるとねっとりした感じの固めのペーストといった感じでしょうか。
クレイセラピーで使用されるクレイには
・汚染されていない場所から採掘された純度の高いもの
・天日干しで乾燥されたもの
・適度に砕かれたもの
という基準があり、安全性が確認されていないものは利用できません。
お肌につけるものなので当然のことですよね。
地下の粘土層から掘り起こされたクレイは水分を含んでいるので天日干しで乾燥し、適度に粉状にされたものをクレイセラピーでは使用します。
またクレイは鉱物学上では粘土鉱物と分類されるため、成分分析による鉱物学上の分類やミネラル成分の分析などが明らかになっているものを選んで使用しています。
土壌に含まれる天然の鉱物なのでクレイは「大地の恵み」なのです。
クレイと癒し
動物が泥の水溜りに身体をこすりつけている映像を見たことがありますか?
動物は泥を身体に塗りつけることによって傷や病気を癒してきたといわれています。
自然と身についた知識なのですね。
クレイは使い方によって素晴らしい結果が導かれる可能性をもった自然の作用なので、普段の生活で手軽にクレイの持っている作用を利用したケアができたら素敵ですよね。
私はクレイの使い方を学び、クレイの作用で体を癒すこと、癒してあげることを目標としてクレイセラピーを学び始めました。
クレイの分類と特徴
クレイは様々な種類や名前があり、採れる場所によってそれぞれ性質が違います。
主にクレイの分類は
①鉱物学による分類
②ミネラル成分によるの分類
③色による分類
の3つの方法で分類されます。
①鉱物学による分類
鉱物学による分類は粘土鉱物の分子構造を分析して分類されます。
鉱物学による分類でよく使用されるものは、
・カオリナイト(カオリン)
・イライト
・スクメタイト
の3種類です。
②ミネラル成分による分類
クレイの主成分は約50%がシリカ(ケイ素)でその他に含まれているミネラルはカリウム、カルシウム、鉄、リン、アルミニウム、マグネシウム、亜鉛、銅、ナトリウム、塩素、マンガンなどです。
鉱物学による分類が同じクレイでも含まれているミネラルの成分構成が違うとクレイの特徴は違ってきます。
③色による分類
クレイは、ホワイト、ピンク、レッド、イエロー、グリーンなど色で分類されることがあります。
クレイの色とミネラル成分は関連性があり、みれらる成分の特徴がそのまま色に反映されています。
クレイの持っているそれぞれの特徴や作用をしっかりと理解し、クレイの良さを生かしたケアをしたいと思っています。
大地の恵みクレイに触れることで、癒されてみませんか?
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。