今回は「メスティンで炊飯にチャレンジ!」についてお話しします!
我が家のキャンプ飯のご飯に欠かせないのは、メスティンで炊いたご飯です!
メスティンは炊飯以外にも色々な調理に使用できます。
・メスティンって何?
・メスティンを使う前にやるべきこと
・メスティンで簡単炊飯をする
についてお話します!
便利なメスティンで簡単炊飯方法もお伝えしたいと思います♪
それでは、さっそく本題に入りましょう!!
メスティンって何?
メスティンはキャンパーに人気の箱型の飯ごうです。
飯ごうとしてだけではなく、焼く、煮る、蒸す、揚げるなど色々な調理に使用できるのも魅力のひとつです。
各メーカーから様々なメスティンが販売されていて、サイズや素材も様々です。
私は、ノルウェーのメーカーのトランギア社のメスティンが欲しくて2019年の春に購入しようと思いましたが、大人気で欠品していてやっと購入できたのです。
トランギア社のメスティンはサイズは2種類あって、通常サイズとラージサイズがあります。
初めて購入できたのは、通常サイズのメスティンでした。
キャンプはもちろん自宅でも使用できるので、どんな料理に使おうかワクワクしながらネットでメスティンについて検索していると、メスティンには使用前に必要な2つの”儀式”があることが分かったのです!
メスティンを使う前にやるべきこと
メスティンを使う前にやっておきたい2つの”儀式”とは何のことなのでしょう?
それは・・・「バリ取り」と「シーズニング」です!!!
儀式その1「バリ取り」
まず1つ目の儀式「バリ取り」は・・・
メーカーによって違うのですが、メスティン本体やフタのふちには作った時にできた金属のザラザラとしたトゲがあります。
ここを削って滑らかにする儀式(作業)のことを「バリ取り」といいます。
バリ取りをすることで、使っている時に指を切ったりしてケガをするのを防ぐことができます。
実際にメスティンを買ってフタを開けてみるとわかるのですが、結構きついので力を入れて開け閉めする必要があるんです。
やはり、バリ取りの必要がありますね~!
メーカーによってはバリ取り済みのものもありますので、その場合は必要ありません。
私が購入したトランギア社のメスティンはバリ取りの必要ありでした。
「バリ取り」の方法
バリ取りをするのに必要なのは、メスティン、ヤスリ(#60・#240・#1000)、軍手、新聞紙です。
作業する前に新聞紙をひき、軍手をはめたら作業開始です♪
①本体とフタのふちにある金属のザラザラ部分に#60のヤスリをあてて削ります。
他の部分に傷つけないように注意してください。
②次に#240・#1000の順番でヤスリで削ります。
③柔らかいスポンジで洗ってしっかり水で流します。
④ヤスリで削った部分を指で触ってみて滑らかになっていたら完成です♪
メスティンはアルミ製で柔らかいので、ヤスリで削る時に力を入れすぎて曲げてしまわないように注意しましょう。
ヤスリで削る時に本体やフタに傷をつけてしまうとコゲや汚れが付きやすくなってしまいます。
削り終わった部分を指で触って確認する時は、トゲが残っている場合があるかもしれませんので、優しく触ってくださいね。
儀式その2「シーズニング」
バリ取りが終わったらもう1つできればやっておきたい”儀式”があります。
それは、「シーズニング」です。
シーズニングは、スキレットの様な鋳鉄製の物には必須で、使用する前に熱や油で慣らす作業です。
アルミ製のアルマイト加工していないメスティンはできればやっておきたい”儀式”です。
シーズニングすることによって、焦げにくい、酸化による黒ずみの防止などの効果を発揮してくれます。
今では100円ショップのダイソーでもメスティンが販売されています。
こちらのメスティンはアルマイト加工がしてありますので、シーズニングの必要はありません。
私が購入したトランギア社のメスティンはアルマイト加工をしていなかったので、シーズニングが必要でした。
「シーズニング」の方法
シーズニングに必要なのは、メスティン、メスティンが入る大きさの鍋、米のとぎ汁です。
シーズニングはガス台で行います。
①メスティンについているハンドルを外します。ハンドル部分をちょっと外側に開くと簡単に外れます。
②中性洗剤をスポンジにつけて汚れを洗い流す。
③鍋に米のとぎ汁とメスティンを入れてから火にかけます。沸騰したら弱火にして15分程度火にかけます。
④15分経ったら火を止めて自然に冷めるまで待ちます。冷めたらメスティンを取り出してスポンジで洗剤を使わずに水洗いしたら、よく乾かしてハンドルを取り付けます。
ハンドル部分にはゴムがついているので劣化を防ぐためにも外してからシーズニングを行いましょう。
加熱前の米のとぎ汁にメスティンを入れることで、温度変化による変形を防ぐことができます。
シーズニング後に洗う時はメスティンにできた皮膜を取らないために洗剤は使いません。
メスティンで簡単炊飯をする
メスティンを使う前の”儀式”が終わったので、炊飯してみました~。
メスティンの炊飯方法は色々ありますが、私はキャンプでの炊飯に使用したかったので、ポケットストーブと固形燃料を使ったほったらかしにできる「自動炊飯」という方法を選びました。
準備するのは、メスティン、お米、水、ポケットストーブ(エスビット)、固形燃料30g、風除け、金属のトレー、保温バックです。
今回はトランギア社のメスティンを使って、無洗米1合を炊いた場合です。
①メスティンにお米1合と水を入れます。(ふつうのお米は研いで水を切ってから入れます。)
②米1合に対して水180ccを加えてフタをして、30分~1時間水に浸しておきます。
③金属のトレーの上にポケットストーブをセットして固形燃料30gを1つおき、メスティンをのせます。
④風除けをセットしてから固形燃料に火をつけて、固形燃料の火が消えるまで放置します。
⑤火が消えたら、タオルを入れた保温バックにメスティンを入れて15分程度蒸らして出来上がり♪
風の有無や固形燃料のサイズによってご飯の炊け具合が変わってきますので、火が消えたら一度中身を確認することをおすすめします。
普通の飯ごうと炭火で炊いていた時は、何度も確認しながら、火力調整しながらだったので、ほぼ付きっ切りだったのですが、今は炊飯しながら、おかず作りが出きるので、とっても便利になりました。
外で食べる炊き立てのご飯の味は格別です!
毎回、美味しいね♪って言いながら食べていますよ。
メスティン炊飯はおすすめです!!
まとめ
今回はメスティンの使用前の儀式と炊飯にチャレンジした様子をお伝えしました。
メスティンは今回ご紹介した炊飯だけでなく、炒める、煮るなど様々な調理方法に対応していますので、1つあればキャンプ飯のバリエーションも広がります。
キャンプだけでなく、おうちでも使えますのでメスティンを色々な料理に使ってみてくださいね!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。