今回は「スキンケアにも活躍するチンキとゆずチンキ」についてお話しします!
チンキは様々なハーブで作ることができますが、ゆずの種で作るチンキは保湿力があってスキンケアにとってもおすすめなんです!
ここでは、
・チンキって何?
・チンキのメリット・デメリット
・チンキを使って化粧水を作る
・ゆずチンキの特徴
についてご紹介します!
今回作ったチンキはゆずの種で作るので、料理で使うために買ってきたゆずの残った種を有効活用できるんです!
チンキを作るためにわざわざゆずを買わなくてもいいんですよ!!
捨てるなんてもったいないですよ~♪
それでは、さっそく本題に入りましょう!!
チンキって何?
チンキはハーブなどをアルコールにつけて成分を抽出させたものです。
チンキ剤やティンクチャーと呼ばれることもあります。
ハーブにお湯を加えて抽出するハーブティーには、ハーブの水溶性の成分が溶け込んでいますが、アルコールに漬け込むことで、水溶性だけでなく脂溶性の成分も抽出することができるんです。
ハーブの持つ自然のパワーがより広がるなんて、ステキですよね~♪
使用するアルコールは、スキンケアや飲用に使用するのであればウオッカやホワイトリカーなどを使用します。
私は年に1回チンキを数種類作って、化粧水などのスキンケア用品作りに使っています!
毎年11月過ぎにゆずを買った時に果汁や皮を使用して残った種でチンキを作っていますよ♪
チンキのメリット・デメリット
チンキのメリットは・・・
・ハーブなどの水溶性・脂溶性成分の両方が抽出されている
・アルコールを使用しているので長期保存が可能
・ウオッカやホワイトリカーで抽出すればスキンケアや飲用として使用できる
・チンキを作った様々な活用方法がある
チンキは長期保存が可能なので、前もって作っておけば使いたい時にサッと使うことができます。
常温(冷暗所)で約1年程度保管できますので、少量ずつ数種類作っておくのをおすすめします♪
チンキのデメリットは・・・
・アルコールを使っているので敏感肌には合わないことも
・乳幼児や子供には不向き
・使用するハーブの種類によっては使用できない場合もある(妊娠中・授乳中・病状・お薬との飲み合わせなどに注意)
チンキはアルコールで抽出しているため、敏感肌の方にはアルコールが刺激になって合わない場合もあります。
不安があるのであれば使用するチンキの量を減らしたり、保湿剤を多めに加えるなど工夫をしてみるのもいいですよね。
特に注意したいのが、妊娠中や授乳中、病状や今飲んでいる薬との飲み合わせが悪い場合がありますので、かかりつけ医に確認してから使用するようにしましょう。
チンキを使って化粧水を作る
チンキができたら、さっそく化粧水を作ってみましょう。
化粧水には、水(精製水・フローラルウオーター)、チンキ、保湿剤としてグリセリンを加えてよく混ぜるだけです!
私のおすすめはフローラルウオーターで作る化粧水です♪
とってもいい香りがして癒されます!
出来上がった化粧水は冷蔵庫で保管し、一度にたくさん作らずに、1~2週間で使い切れる量を作ることをおすすめします。
肌質に合わせてチンキを少なめにしたり、保湿剤を多めにしたり自分のお好みで調整してみてくださいね。
手作り化粧水を安全に楽しむためには、しっかりと殺菌した道具の使用と清潔、正しい保管方法を守りましょう!
ちなみに・・・
今回残ったゆずの果汁・果肉・皮で「ゆずジャム」を作りましたよ!
ゆずチンキの特徴
ハーブのチンキは基本的にドライハーブを使います。
ゆずチンキは、ゆずの果汁や皮を使った後に残った種をそのまま使用します。
ゆずの種で作ったチンキはハーブで作ったチンキにはあまり見られない、とろ~~っとした粘り気があるのが特徴です。
透明でとろっとろのチンキには保湿性があって、スキンケアにぴったりのチンキです。
今回は有機ゆずを使ってチンキを作りました!
ほんのりゆずの香りもあるのでさわやかな化粧水が出来上がりますよ♪
まとめ
今回はチンキについてや有機ゆずを使用したチンキについてご紹介しました。
チンキはアルコールで抽出するため、敏感肌の人には刺激になる場合もありますが、チンキの使用量を調整したり、保湿剤を多めに入れることで化粧水として問題なく使用できることもあります。
初めて使用する時や不安な場合は、目立たない部分でパッチテストを行ってから使用してください!
チンキを作って数種類のチンキをブレンドして、自分にピッタリのオリジナル化粧水作りを楽しんでみませんか?
お肌の状態や季節に合わせたブレンドを楽しむことができるのも手作りの魅力ですよ!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。